アフリカに暮らして。

さて、私が一番長く暮らした外国と言えば、

東アフリカのタンザニアです。はい、いわゆる○年海○協力隊です。


とはいえ10年前の事なので、大分記憶は薄れています。が、その後の日本社会に対する見方や考え方、海外旅行に行ったときの視点に大きく影響を与えていると思うので、その辺りのことを少し。


よく考えたのは、発展する国としない国の違い。どちらも同じ人間の作る社会、なのに、かたや電車が1分遅れても謝罪のアナウンスが流れる社会、かたや列車(電車はない)が予告なしに1日遅れる社会。もちろん災害などが理由ではありません。後にも述べますが、発展することだけが良いこととは思いません。しかし、この違いようには、いまだ答えを見つけられません。。


他に考えていたことは、なんのために発展するのか。日本に帰国したころ、便利な国だなーとはもちろん思いましたが、「3月は自殺防止強化期間」だとかのポスターを見るにつけ、タンザニアかどっちが幸せなんだか…と考えさせられました。 便利になればその分仕事も増えて、結局あんまり幸せにはなってないんじゃ…というのが実感でした。


これもなかなか答えが出ない問題ですよね。 

しかし、海外で日本の製品見つけるとなんだか嬉しいし、「やっぱり日本製は品質が良い」って感じられるのは誇らしい。


ものづくりでも観光でも、自分の国が強みを活かして自立している、ということには誇りを持ちたい。


まだまだ答えは出ませんが、これくらいでしょうかね、今言えることは…🇯🇵